新作映画!:「縄文号とパクール号の航海」 3月28日からロードショー

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■概要
関野吉晴が企画した途方もない旅…。それは「自然から素材を集めて鉄を作り、その鉄で舟を作り、エンジンを使わずに島影と星だけを頼りにインドネシアから日本まで来る」というものだった。しかし、作りあげた舟は逆風で進む事ができない欠陥を抱えていた。
進まないときは歩くよりも遅い舟。停滞に停滞を重ねる舟とともに価値観も宗教も年齢もバラバラの10人のクルー達は圧倒的な自然の力に翻弄されながら喜び、怒り、哀しみを分かち合いながら進む。そして奇しくも3.11 の東日本大震災の大災害を経て、航海は新たな意味を持ち始める。
旅はクルーたちの人生をどう変えてゆくのか。

海のグレートジャーニーの序章的作品「僕らのカヌーができるまで」を含めた完結編!!

劇場:ポレポレ東中野
期間:3月28 日~4月10 日 12:30 / 15:30
   4月11 日~4月24日 上映時間未定
公式web : http://jomon-pakur.info/

■映画データ
タイトル: 縄文号とパクール号の航海
2014 年制作 / 上映時間:122 分 / ドキュメンタリー / HDCAM /
監督・編集・撮影: 水本博之/ プロデューサー:関野吉晴

■お問い合わせ先
「縄文号とパクール号の航海 製作委員会」(担当:水本)
Email: jomon.pakur@gmail.com
web : http://jomon-pakur.info/

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■若者たちに見てほしい映画
映画「縄文号とパクール号の航海」は国立科学博物館 特別展「グレートジャーニー」で展示された丸木舟「縄文号」の実際の航海に迫ったドキュメンタリーです。2014年には文化庁芸術文化振興費補助金を頂き、4年の取材と3年の編集を経てようやく完成いたしました。
本作については、日本現代アートの分野で先端を走る美術家 会田誠さんが「もともと古代人の航海についての興味で見たけれど、見終わったら関野氏が実践する超理想的な全人教育を、僕も一生徒として疑似体験させてもらったような……そんな映画でした。」とコメントしているように関野吉晴と旅をした教え子の若者たちが、自然の不自由さや、異文化の人々と暮らすことによる摩擦を乗り越え成長する物語です。

また、作家の田口ランディさんが「とっても不思議な映画です。3.11 の震災をはさんで、冒険の記録ではなく、命のつながりの深淵へと入っていきます。人間の意識は大自然と響きあっているのかなあ。関野吉晴さんが始めた航海の意味が……3 年を経てやっと明らかにされました。ぜひ、若い人たちに観てほしいです。」と述べています。

その他にも各分野で活躍する方々、北野武さん(映画監督・タレント)や、糸井重里さん(コピーライター)、林家たい平さん(落語家)、服部文祥さん(サバイバル登山家)、高野秀行さん(ノンフィクションライター)らが推薦文を書いており、是非ともこれから社会に出て未来を作っていく若者たちに、あるいは若者たちと関わりをもたれている方々にもこの機会に見て頂きたい内容となっています。本作は大メディアだけでなく、人と人のつながりによって広げていきたい映画です。

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<映画「縄文号とパクール号の航海」に寄せられた、
各界で活躍されている方々からのコメント>

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今回は若者とインドネシア人漁師と手作りカヌーで大海原に挑戦。星を頼りに航海する、グレートジャーニー関野吉晴さんたちの姿に手に汗握り、最後は拍手を送り、脱帽した。
北野武(映画監督・タレント)

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関野さんは、読書しているような目で冒険をやってくれる。
今度の旅は、海と人間に聴診器をあてているような顔だった。
糸井重里(コピーライター)

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とっても不思議な映画です。3.11 の震災をはさんで、冒険の記録ではなく、命のつながりの深淵へと入っていきます。人間の意識は大自然と響きあっているのかなあ。関野吉晴さんが始めた航海の意味が……3 年を経てやっと明らかにされました。ぜひ、若い人たちに観てほしいです。
田口ランディ(作家)

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我々は地球という太古の昔から変わらない舟に乗り合わせていて、そこからすべてを授かり、生かされている。喜怒哀楽の波に揺られながら。縄文号とパクール号はまさに小さな地球。そこで暮らす意味を我々に問いかけてくれる。
林家たい平(落語家)

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関野さんは遊びの天才だ。手造りの丸木舟で、インドネシアの漁民の人たちと、はるばる日本まで航海するなんて少年の夢そのもの。俺もこんなことをしてみたい!……と、羨ましすぎて、平常心で観ていられなかった。
高野秀行(ノンフィクション作家)

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二艇が石垣島を前にしたとき、私はぞわぞわと感動し、泣きたくなった。作業効率も、航海の効率もめちゃくちゃ悪い。しかし、この旅に「効率」は意味をなさない。「馬鹿げたことを通して見えてくるものがある」という関野吉晴が見たものとは?ズルのないドでかい旅を見てほしい。
服部文祥(サバイバル登山家)

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もともと古代人の航海についての興味で見たけれど、見終わったら関野氏が実践する超理想的な全人教育を、僕も一生徒として疑似体験させてもらったような……そんな映画でした。
会田誠(美術家)

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<公式チラシ裏>

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