トークイベント:「フライデー・ナイト・セッション 東京国立博物館会場」篠原ともえ、井上洋一、関野吉晴 2017年2月24日(金)19:00~19:50

フライデーセッション

フライデー・ナイト・セッション東京国立博物館会場
2017年2月24日(金)19:00 – 19:50
旅する夜間博物館

登壇者
※敬称略
:篠原ともえ、関野吉晴、井上洋一

概要
 東京国立博物館を「様々な時代の知や美、そして人間の営みが集積する巨大空間」と捉え、この空間を旅するための「キーワード」を各ゲストに考えて頂き、そのキーワードから連想される作品や博物館の建築・空間を井上学芸企画部長が紹介するというトークセッションです。

トークを通じ、鑑賞者それぞれが自身の興味や関心に紐付けた「キーワード」を見つけ、博物館を新しい切り口で楽しむ鑑賞方法を発見します。

・当日はなぜその「キーワード」を選んだのか、ご自身の関心や専門的な経験と合わせながらご説明頂き、それに対し井上学芸企画部長が回答するという流れで進行いたします。

進行
19:00 – 19:05
 トークセッションの概要説明(林)
19:05 – 19:20
 篠原さんの選んだ「キーワード」の発表と、それに対する井上学芸企画部長の回答
19:20 – 19:35
 関野さんの選んだ「キーワード」の発表と、それに対する井上学芸企画部長の回答
19:35 – 19:50
 トークセッション「博物館を旅をする」という楽しみ方を考える

登壇者プロフィール
篠原ともえ
1995年16歳で歌手デビュー。タレント、衣装デザイナー、歌手、女優、ナレーター、ソングライター等、幅広い活動を展開中。90年代、自身のアイディアによるデコラティブなシノラーファッションは一大ムーブメントとして大流行。大学でデザインを本格的に学び、本人のステージ衣装はデザイン、縫製を手がけている。
2013年・松任谷由実コンサートツアーの衣装デザイナーに抜擢。
2014年デザインアソシエーションNPO理事。同年内閣官房知的財産戦略・CJムーブメント推進会議メンバーに推薦され様々なアイディアを提案している。近年では天文を愛する”宙(そら)ガールとして学生時代の天文部の知識を生かし、プラネタリウムでの星空解説やライヴを開催。
2011年には天文や宇宙の知識を問う「天文宇宙検定」3級に合格。現在、星ソムリエ受講生。(出典:http://www.tomoeshinohara.net/profile.html)

関野吉晴
1949年東京都生まれ。
探検家・人類学者・外科医。一橋大学在学中に同大探検部を創設し、1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や中央アンデス、パタゴニア、アタカマ高地、ギアナ高地など、南米への旅を重ねる。その間、現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学。医師(外科)となって、武蔵野赤十字病院、多摩川総合病院などに勤務。その間も南米通いを続けた。
1993年からは、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を始める。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発して以来、足かけ10年の歳月をかけて、2002年2月10日タンザニア・ラエトリにゴールした。2004年7月からは「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート。シベリアを経由して稚内までの「北方ルート」、ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」を終え、インドネシア・スラウェシ島から石垣島まで手作りの丸木舟による4700キロの航海「海のルート」は2011年6月13日にゴールした。